読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

孤独について思ってること

大学に入ってから思ったことなんですが、やっぱり他者というのはとても大事なんだなぁと思いました。

僕は割と孤独な時間の方が多い人間なんですが(そしてそれを好き好んで作ってきたはずなんですが)、ずっと孤独な状態でいるとなんか頭がおかしくなるというか、凄く胸が苦しくなるような感じがするんですよね。この苦しさは実家を出て、一人暮らしをしたからこそわかりました。

そんな苦しさを取り払うには誰か自分以外の人と一緒に時間を過ごすしか、解決はできないのかなと思っています。

映画の話になりますが、タクシードライバーという映画がありまして、その映画が描いたのはそういうことなんじゃないのかなと思っています。

映画のあらすじは、友達のいないベトナム帰還兵のトラヴィス不眠症でツラいからタクシー運転手でもして時間を潰そう、というところから始まって、そのうち好きな女が出来、デートに誘うのですが、一般的なデートがわからないトラヴィスは見事に彼女にフラれてしまうんです。自分がフラれた理由もわからないトラヴィスは彼女の職場に乗り込んで、問いただそうとするんですが、不審者扱いをされて追い返されてしまいます。
社会からの孤立を深めていくトラヴィスは13歳の女の子が風俗で働いているのも目にします。以前から、夜のニューヨークを薄汚い街と思っていたトラヴィスはこの辺で社会への怒りが膨らんでいきます。
このモヤモヤを同僚に話しても解ってもらえません。共感してもらえないことも心のダメージとなり、この辺で孤独感も頂点に達してきているトラヴィスはもう正常な感覚を失っています。
おそらく、社会へ自分をアピールするためだと思いますが、彼は大統領を殺そうとします。しかし、案の定SPにバレて、逃げて、勢いで13歳の女の子のいるアパートに突入してそこの男たちを皆殺しにします。
その後、トラヴィスは少女を裏の世界から救ったとしてヒーローになります。この辺りのトラヴィスは凄く満足気です。
前にフラれた彼女もヒーローになったトラヴィスにヨリを戻そうとしてくるのですが、トラヴィスは彼女をフッて、再び夜の街をタクシーで走るのでした。

みたいなあらすじです。

この映画が何故僕が好きかというと、トラヴィスに自分が重なるような気がするからです。そして、このトラヴィスがめちゃくちゃカッコいいんです。ロバートデニーロが演じていて、MA-1にジーパンというスタイルかとにかくカッコいい。音楽も最高。
だから、凄く個人的な映画であって、客観的に観るとストーリーは面白いとは思えないです。娯楽作品ではないと思います。
でも、やっぱり好きな映画ですね。僕の映画が好きになるキッカケのひとつになりました。

もし、今、孤独な人がいたらこの映画を観て、あーわかるわかる、ウンウン、と頷きながら楽しめるかもしれませんよ。僕はこの映画が結構心の支えになりました。もちろん、トラヴィスみたいに殺人をするのはダメですけどね。